後遺障害とは?

2024年02月29日

後遺障害と聞くと何となく「嫌な」感じがしますよね?

後遺症にも似ているし・・・(実際大体おんなじ)


面倒くさがらないで!大事なお金の話。


後遺症とは

病気や怪我などの急性期症状が治癒した後も、機能障害などの症状や傷痕が残ること


後遺障害とは

『不慮の事故によって負った怪我や病気の後遺症が、ある程度以上残存し、労働能力の喪失または低下を招いた場合に、民法や自賠責保険法に基づいて損害賠償請求の対象となる身体の状態を指すもの』



後遺障害を具体的に説明すると、以下の要件を満たす必要があるのだけど・・・

①不慮の事故によって負った怪我や病気であること(主に交通事故や労働災害)

②症状が固定していること(症状固定※1)

③労働能力の喪失または低下があること※2

④一定の等級に該当すること(後遺障害等級※3)

※1症状固定:治療を続けても症状が良くも悪くもならない状態になったことを指します。

※2労働能力の喪失または低下:事故前の状態と比べて、仕事をする能力がなくなったこと、または低下したことを指します。

※3後遺障害等級とは、後遺障害の程度を1級から14級まで15段階に区分したものです。

等級は、後遺障害等級認定基準に基づいて認定されます。後遺障害等級認定基準は、厚生労働省令で定められており、症状の部位や程度によって点数化されています。


難しい!!!


要するに後遺障害というのは

『最終的に残ってしまった症状(後遺症)を、その酷さ(点数)に応じてお金に換えるシステム』

です。


まぁ、後遺症が残らないに越したことはないのだけど

頑張って治療しても、どうしても人間元には戻らないから・・・。


受け取れるものは受け取っときましょう。


悲しみをお金に換えるのですが、このお金は、判定後の後遺症治療通院費用とかに充てるのがいいのかなと 思います(等級によっては結構まとまったお金なんですが)。


点数によって、後遺障害慰謝料の額が違うわけだけども。

後遺障害慰謝料とは、後遺障害によって生じた精神的・経済的な苦痛に対する損害賠償金です。

後遺障害慰謝料の額は、

①後遺障害等級

②自賠責基準額※1

③年齢(事故当時の)

④労働能力喪失率※2

などを考慮して算定されます。

※1自賠責基準額とは、自賠責保険で支払われる損害賠償金の基準額です。

※2労働能力喪失率は、事故によって労働能力がどれだけ失われたかを表す割合です。

やっぱり難しい!!!

申請一つとっても、めちゃも煩雑です。


弁護士に相談することをおすすめします。


弁護士さんにお願いするときは任意保険に『弁護士特約』くっついているかを確認してください

弁護士特約があれば、弁護士費用を保険から(ある程度)賄うことができるのです。

弁護士さんは事故後の動きを、後遺障害申請を見越して教えてくれます。

「どれくらいかかるの?」「どこにかかるの?」「検査は何をしてもらうの?」などなど。

彼らは後遺障害取得のプロなのです。あなたの症状が「焦げ付く」前に依頼しましょう。

焦げ付いたら僕に連絡を

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